仕事のパーティーや宴会では

子供の話題は、なるべく仕事上のお付き合いの場、ことに世間話程度のものでも、あまり自分からは言わないほうがエレガントなマナーです。特に、パーティーや宴会など、お酒が入るとついつい子供の自慢話、孫の自慢話に花を咲かせたくなってしまうものです。しかし、公の場において、我が子、我が孫の話、特に自慢的な話を持ち出すのは、大人の社会では、「ソフィスティケートされていない」、つまり「野暮な人」と思われかねないのが実情です。というのは、この多様化した世の中では、結婚したいのに縁がなくていまだしていない人もいれば、病気や障害などによって、子供が欲しくてもできなかった人、あるいはできない人もいるわけで、そういう人々への配慮が足りない、とされ、ソフィスティケートされていないと思われてもしかたがない、ということにもなります。大人としてのマナーとしては、子供の話題について自分からお知らせしてよいとされるのは、子供、あるいは孫が「無事に生まれた」ということを触れる程度でよい、とされています。ですから、「今度、長男が七五三で」「今度、初孫が小学校で」「憧れのT大学に合格して」などといったものは、特に深い個人的な縁でもない限り、自分からは口にしないというのが、マナーをわきまえた大人のエチケットといえるでしょう。もちろん、他の人から話を振られたときには、素直に認めてもよいのですが、ついつい嬉しくなって、その話ばかりに終始し、周囲はすでにウンザリ・・・ということにならないように、できるだけ短めに謙虚に受け答えするにとどめましょう。

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